essenはSES

都内SES企業で働き始めたessenの日記や雑記とか、そんな感じ。

人との対話は真面目にやろう

 

こんにちは。

満員電車に乗っている時に、ふと少し離れた場所に立ってたおばあさんから

【Can you speak japanese?】と話しかけられましたessenです。

僕の顔を見て外国人だと思ったのでしょうか。

こんな典型的な根暗の爆弾魔みたいな顔をしている僕が。

典型的とは言いましたが、そこら中に爆弾魔がいる日常って嫌ですね。

テロ対策とかどうなってんの。

 

さてそんな外国人疑惑が浮上してきた僕ですが

今日はつい数日前に受けてきた面談の話をしたいと思います。

新米のエンジニアさんには面談の参考になればいいし

案件の担当をしている方は「こういう風に見られないように意識しよう」って

そう思ってもらえるきっかけになればいいなと思います。

ちなみに今までのも含みますけどあくまで「1人のエンジニアの体験談」

なだけであって、「この業界全体がこんな感じなんですよ‼︎」と

主張するものではないのでそこんところ勘違いなさらぬよう注意です。

 

僕がその面談を受けたのは、今から2日ほど前のお話です。

先週ストレスでぶっ倒れてる時に届いた案件だったんですが

内容を確認してみるとSQLを使ったテスト案件』という内容でした。

僕は今までフロント側のエンジニアとして活動してきたわけですが

SQLに関しても社内研修や個人的に学習していたことがあり

またテスト業務というものにも興味があったので

死んだ顔をしながら「受けますよ、ウヒヒ」という旨の返事をしました。

 

問題は当日に起こりました。

オフィスで作業の手を止めて面談先である品川シーサイドへ向かう僕。

駅の改札で担当営業さん、同じく面談を受けるエンジニアさんと合流し

面談が行われるビルのロビーへ移動、そこでさらにもう1人の面談者さんと

今回の面談のまとめ役をしてくださる別会社の営業さんと合流し

自社のエンジニアさんと別れました。

「絶対に決めましょうね!!」と気合いの入った方で非常に好印象を持てました。

 

そこまではいいんです。

問題はこっからです。

面談者が全員揃い、会社の案件担当者に連絡を取った後

その方達が到着するまでに案件の内容の詳細や

「こうやってアピールしていこう」という作戦会議に近いものをしていると

担当者方が到着。

この時から既に異変を感じていました。

なんか…覇気がない。

ていうか、やる気がないのがはっきり見て取れる。

申し訳ないけど第一印象は「どうしたこいつら」でした。

 

でも僕、無理はないと思うんですよ。

想像もして見てください。

これから一緒にお仕事をするかもしれない、そんな人たちが

ラスボス直前で回復アイテムが尽きてこれから補充のために引き返さなきゃいけない、

そんな面倒臭さを隠そうともせず表情に出してくるやつだったらどう思います?

不安と不信が芽生えるのも無理ないと思いません?

 

で、お互いに挨拶をして(声が小さい上に名刺すらよこさんかった)

面談の場に着席、さぁ面談のスタートです。

普通なら

「依頼先の会社の紹介 →案件内容詳細の説明 →エンジニアの経歴紹介やアピール → 質疑応答」みたいな流れが多いのですが

今回はあらかじめ案件詳細については営業から説明されてますよ、ということで

エンジニアの自己PRタイムから始まりました。

相手の企業のこと何も聞いてなかったけどな!!

 

で、私含むエンジニア達が自分の経歴書や口頭での補足を加えながら説明します。

でね、私も説明している最中に視線を面接官である案件担当者達(3名)に

移すわけですけど、驚きましたよね。

普通にいすの背もたれにもたれかかって、足組んで経歴書をまぁ興味なさそうに見てんの。

イメージしづらいという方がいましたら、わかりやすい例としては

「カラオケで他人が歌ってる時に、それに耳を傾けることなくスマホをいじってる奴」

これならばなんとなく想像つくのではないでしょうか。

これが面談という、仮にも社会人とのやりとりの中で発生していたのです。

僕が間違えて途中から無意識のうちに「ようこそジャパリパークへ」とか歌い出し始めたとかだったら理解できます、というか隣の人にブン殴られていたでしょう。

でも拳は飛んでこなかったので僕は間違いは犯してなかったと思うし

他のエンジニアさんの説明の時もそんな感じだったので

こいつらはこういう奴らなんだとハッキリしました。

第二印象は「なめてんなこいつら」です。

 

各エンジニアの経歴詳細が終わり、質疑応答の時間に入りました。

多少説明で至らなかった点があったとしても、ここでしっかりフォローすれば

成功率だって上がるはず!!

今回の案件のキーであるSQLについては経験こそ浅いものの

自分がやってきたこと・できることならばなんでも答えてやるぞ、さぁ来い!!

そういう心構えで挑みました。

【自分のやってきたこと・自分ができることをまとめておいて、誰かにしっかり説明できるようにしておく】

これは面談を受けるエンジニアさんなら誰もが意識、準備しておかなければならないことです。

新米の方やエンジニア志望の方は覚えておいて損はないですよ!

逆にここをバッチリ押さえておけば面談成功率アップです!ラッキー!

質問が一切飛んでこないという事態が起こらなければ。

 

簡単に言ってしまえば「無」の時間でした。

というより、私含む2人のエンジニアには一切何も聞かれず

特定の1人のエンジニアにのみ異様に質問が集中しています。

そのエンジニアさんも集中的に質問を受け続けるため、ひたすらアワアワしてました。

かわいそう。

で、話を盗み聞くと(なぜ盗み聞きしなきゃならないんだろう)

SQLの話はそこそこに、むしろLinuxの使用経験とかSQL > Linux という感じで

質問を受けていました。

どうやら、面接官側にとって本当に必要なのはSQLの使用経験よりも

Linuxの使用経験の方がよっぽど重要だったようです。

 

おい、話違うじゃねぇかよ。

確かに案件の内容に関するメールを読んだ時に「Linuxの基本コマンドを理解している」っていう項目あったよ。

だけどそれ僕もちゃんと言ったし、コマンドライン操作はこなせるし、

そもそもSQLに比重を置いた案件って話だろ。

なんでそこよりもLinuxばっかに話が集中するんだよ。

取りまとめ役の営業さんも焦ってるじゃねぇか。

なんなんだよマジで。

 

そして面談が終わります。

そして終わり際には、面接官様方から素敵なお言葉をいただいて御開きとなりました。

「この2人は、Linuxの経験が薄いから敢えて何も質問しませんでした」

 

…必要、ある?

それ、本人たちの前でいう必要ある?

黙ってればいいじゃん、なんでそれ言うの?

後から営業さん通じて伝えればいいことじゃん。

まぁ「今声にして伝えておけば後腐れないよね」的な感じで言ったのかもしれないよ。

けどさ、それ逆効果になるケースのこと考えた?

第三印象は「次見つけたらぶん殴ってやるからな」です。

無理ないでしょ、結果として残ったのは

「やる気のない担当者がやる気なさそうに面談開いて、話聞いた瞬間

全てに興味を無くした挙句終始シカトしてました」って事実だけだもん。

 

とりあえず、二度とこんな所の話は受けないと決めました。

確実に切られますが、仮にOK出てもこんな人の心を持たないキメラどもと仕事するなど言語道断です。

文字通り無駄な時間を過ごしました。

案件担当の方は、人事を取り仕切る人には人間性がちゃんとしている人を置くべきだと思いますよ。

どんだけ携わってる内容が素晴らしいもので意義があるものであったとしても

関わる人間次第で評価がだだ下がりするんじゃないでしょうか。

エンジニアだって人の子なんだから、「こんな奴らと一緒に仕事したくないな」と

思われたら来てほしくても来ちゃくれないでしょ。

エンジニアなんて掃いて捨てるほどいるとはいえ、バカにしてるといつか痛い目を見ると思います。

 

もう一度言いますが、新米さんやエンジニア志望の人は「こう言う話もあるんだよ」

案件担当者には「相手は社会人であることを意識しろ」と言うことです。

それさえ意識していただければ、上記のクソ文章を読む必要はありません。

 

と言うわけで、非常にムカついて帰宅したわけですが

注文していたTシャツが届いたので機嫌悪いの忘れてテンション爆上がりしてました。

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自己責任でお願いします。

それでは、また。